不慣れなおひとりさまの日々
知り合って22年、結婚して20年のオットが急にいなくなって1年が経とうとしています。
新型コロナの流行もあり、誰もが不安な1年を過ごしたことと思いますが、私のようにかけがえのない人を失った不安やとまどいの方が、どちらかといえば大きかった・・という人も相当数いるのでは?なんて思ったりもします。
オットがいなくなって以来、壊れた蛇口みたいにふいに涙が出てくるので、いつでもマスクをしないといけなくなったことは、私の中ではほんの少しの救いでした。
でもみんなが息苦しい思いをしながらマスク生活を続けているのに、真夏でもマスクを外さずに済んで、実はほっとしてるんだなんて人に言えないなぁ、でも言いたい・・・と思ったのがブログを書こうと思ったきっかけです。
去年の夏ぐらいまでは毎日が辛くて辛くて、こんな日々がいつまで続くんだろうと思っていました。でも初盆が終わるころには、少し元気になっている自分に気づきました。
なんだ、わたしって結構薄情だなぁとか、頑丈だわ、とか思っていましたが、12月から気持ちはまた急降下です。多分結婚記念日とかクリスマスとか大晦日とかイベントが目白押しだからでしょうね、思い出がぶわっと湧き出てきて壊れた蛇口みたいにぽろぽろ涙の日々の再開です。
寒いのが苦手なので、それも後押ししてるかな。寒くて泣きだす50女って・・・
辛いこと悲しいことはなるべく吐き出す方がいいそうです。でもこんな大変な世の中で私だけの悲しみを吐き出す場所はそうそうありません。
紙に残すと誰かに読まれた時のことを考えて、なんかカッコつけて書きそう。
そんな見栄っ張りの私には、ふいに私がいなくなってもリアルの知人に読まれない場所でなら、正直な気持ちを吐き出せそうです。
急に始まった不慣れなひとり暮らし。
自立したソロを目指して私のソロ活動を残してみます。